Valorantでは、いろいろなキャラクターをプレイするにつれて、そのキャラクターごとに有利な状況や不利な状況が違うということに気づいてくるかと思います。実際Riotはそういうキャラクターごとに有利な状況が作られるように設計をしていて、大雑把にクラス(ロール)という形で分けられています。

下記はクラスについて詳細に説明したもので、これを理解することで連携力を高めValorant上達へ一歩近づくことができるかと思います。

デュエリスト

デュエリストは、ゲーム内で派手な動きやスキルを使うキャラクターです。 このクラスを使う人は最前線で戦う必要があり、相手の角待ちなどファーストブラッドを取るためのスキルがそろっています。 このクラスには、フェニックス、ジェット、レイズ、そして新キャラクターのレイナが含まれています。

これだけ聞くと一番強いクラスだと思いがちですが、この4人を同じパーティにいれてもお互いが不利に働く可能性が高いので、デュエリストだけで組んだチームは連携が成功する確率が低くなります。

デュエリストのスキルは自分自身が動きやすくするためのスキルばかりで、爆破ポイントを制圧した後などには役に立たないことが多々あります。そうなるとセンチネルなど、ほかのクラスのスキルが必要になってきます。

センチネル

センチネルの意味は”立って見張る兵士・警備員”です。 Riotはこの意味に合う素晴らしいセンチネルというクラスを作りました。

このクラスのキャラクターは、チームの回復や相手の情報を的確に伝えるスキルが用意されているので、試合のサポートとして活躍することができます。

今はセージとサイファーがこのクラスに入っており、この2名は個ではなくチーム全体に大きなメリットをもたらすことができるスキルを持っています。

セージは唯一のヒーラーで、生存能力が高く、蘇生というアルティメットはチームに欠かせません。サイファーは、トラップを仕掛けて敵の裏取りルートなどをカバーする能力を持っています。 また、彼はマップ上の敵の位置を特定できるスキルも持っていて、情報戦において圧倒的な有利を誇ります。

センチネルのいいところは、チームプレイのために特別に設定されているところで、一匹狼では絶対に使いこなすことができません。常にチームのことを考えて動きましょう。

コントローラー

コントローラーはその名の通り敵チームをコントロールするという役目ですが、それだけでなくエリア防衛にも長けており、コントローラークラスには、序盤からチームを勝利に導くためのスキルが豊富に用意されています。このクラスをメインにする人は、マップを熟知していると思うので、敵チームのチョークポイントへのアタックを防いだり、逆に敵チームへプレッシャーを与えたりすることができます。

ブリムストーン、ヴァイパー、オーメンが現状このクラスに所属しており、この3名は瞬く間に戦場の主導権を握ることができます。

イニシエーター

このクラスはチームが銃撃戦に勝利するために作られています。ブリーチとソーヴァがイニシエーターに所属していて、この二人はスキルを使って、チームの銃撃戦を有利に導きます。

ソーヴァは敵の位置情報を味方に教えることができ、チームは相手の陣地をのぞき込むときにどこを狙えばいいのか知ることができ、ブリーチは、壁越しに敵をフラッシュさせるスキルを持っていて、デュエリストなどが陣地に侵入する際に非常に重宝します。しかし、このイニシエーターというクラスも、個人プレイではなくチームプレイに大きく依存していることを忘れてはいけません。 チームメイトの能力と相乗効果で、イニシエーターは活躍することができます。

まとめ

この記事全体を通して、共通していることはチームが勝つためには自分のスキルだけを頼ってはいけないということです。

試合を有利に進めるためには、様々なキャラクターとクラスの連携が必要です。 ソーヴァやヴァイパー、ジェットでさえも一人では勝つことができない、これこそがValorantの醍醐味です。

このゲームは5対5の対戦FPSで頂点を目指して作られたものなので、各キャラクターの相乗効果は、開発が熟考して作り上げたものです。

協力なくして、プレイの向上はないということを覚えておきましょう。

https://www.thespike.gg/news/the-different-classes-in-valorant/169