運営であるRiot Gamesは、たびたび噂される「Valorantがコンシューマー向けに公開されるかどうか」について言及しました。

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コンシューマーへの挑戦を語るRiot

ValorantはPCでのeSports市場を狙ったゲームとしてリリースされました。

日本はゲーミングPCの普及率は高くなく、TwitterなどSNSで目にする機会が多いこのゲームは、PS4やSwitchなどでリリースされないかという話題がよくあがります。

Riotは今まで特にこの話題に関して否定も肯定もしませんでしたが、ValorantのエグゼクティブプロデューサーであるAnna Donlon氏は海外のインタビューで、コンシューマーについて言及しました。

「この話題はネットで特に議題にあがる一つですね。」「何故コンシューマーが議論を巻き起こすかはもちろん分かっており、社内でも話題にあがっています。開発チームは物議をかもしていて、今はValorantのプロトタイプを作成しているところです。」

元々ValorantやCSGOのような、ピンポイントでヘッドショットを狙う戦術系FPSはコントローラーにあまり向いていません。

「このゲームはコンシューマーでプレイする方法はありますが、コンシューマー向けにチェンジして、適応できるかどうかは分かりません。」と付け加えました。

また彼女は「対戦相手のプレイしている環境によって、PS4が有利だったり、PCが有利だったりという状況になることを恐れています。しかし、こういった問題を解決しコンシューマー向けにリリースできるよう挑戦するつもりです。」と語っています。

他にも

「このゲームのワクワク感をPS4など他のプラットフォームで提供できるなら私は絶対にやりたい。」「しかし、もしコンシューマー向けに開発したが、別ゲームになるほど妥協しなければならなかったときは、諦めて別のゲームとしてリリースするでしょう。」と付け足しています。

RiotはValorantをコンシューマー向けに出すことに固執しているわけではなく、単純にFPSをコンシューマー向けにリリースしたいと考えているようです。

今はValorantを出すことを目標にしていますが、もし難しかった場合は路線を変え、別のFPSゲームとして出すことも考えているということですね。

コンシューマーのFPSプレイヤーの方にとっては大きなニュースだったのではないでしょうか?

今後のRiotの動きに期待したいですね。