Ninjaは昨日、Mixerの閉鎖後初めての生放送をYoutubeGamingで行いました。 この放送は数多の場所で拡散され、Mixerにいた時の10倍以上の視聴者数を獲得しています。
7月9日Ninjaは突然予告もなくTwitterでYoutubeライブを行うことを告知しました。 どこかで事前に予定を発表していたわけではないにも関わらず、彼の97分にもわたる放送は平均で11万8384人の視聴者を記録しています。
さらに、ピーク時の視聴者数は約165000人にも及び、Mixerでの歴代1位の視聴者数からなんと2倍もの差をつけています。
この数字はすべて、2018年にTwitchでフォートナイトが全盛期だった時にNinjaが抱えていた視聴者数とはかなりかけ離れたものですが、Youtube上で一瞬にして生み出したこのバズりとういものは、彼がまだいくつか選択肢を持っていることを表しています。
While @Ninja isn't signed to @YouTubeGaming, his first stream on the platform has already generated a higher peak concurrency (165K) than his time on @WatchMixer.
— Stream Hatchet (@StreamHatchet) July 8, 2020
Will he sign exclusivity to @YouTube, go back to @Twitch, or partner with a new platform? pic.twitter.com/wXJ2kRTbw5
Youtubeで生放送をしたにもかかわらず、Ninjaはまだ新しい配信プラットフォームとの正式な契約を発表していません。 Mixerでの活動が終了した後、まだどこにいくかを決めかねていると報じられています。
配信プラットフォームではTwitchが圧倒的優位に立っていますが、NinjaはTwitchがなくても生き残れることをこれまで証明してきました。Mixerでの視聴者数は苦戦を強いられているものの、スポンサー契約や独自ブランドの拡大には一切の苦労をしていません。
しかし、昨日のNinjaの16万人以上あつめた放送をみて、TwitchよりもYoutubeで上手くやっていけると思うならそれは一歩考え直した方がいいでしょう。
というのも2019年にMixerへ移行するためにTwitchを離れる前、Ninjaは彼の個人チャンネルで4つの異なる放送を行っていました。
その中で昨日の彼の配信で記録した視聴者数よりも、高い視聴者数を何度も記録しています。 Twitchの個人視聴者記録をすべて打ち破った年から減少傾向にあったにも関わらずです。
2018年の全盛期には、ほぼ毎週のように16万以上の視聴者数をたたき出していました。 2018年の配信の中で16万を超えるピークのものはなんと40回以上もあります。 さらになんと平均視聴者数で16万を超えていることが、8度もあります。
ですがNinjaの今後の決断がYoutube配信の視聴者数と何か関係があるのではないかと考えている人は、そもそも彼がMixerに移った理由を無視しています。
彼がMixerに移った理由は、Mixerが最も保証されたお金を提供してくれたからなのか、それとも単に配信に飽きてブランドに集中したかったのか、少なくとも視聴率が理由ではありません。
NinjaがTwitchからMixerに移る決断をしたのは1年近く前のことですが、視聴者数のデータが他のプラットフォームとの契約に影響するとはいいがたいです。
もし視聴者数を大事にしているのならば彼はTwitchを離れることはなかっただろうし、当時がそうでなかった以上、今もそうだと考えられます。
Ninjaが最終的にどこで配信を行うかはまだ不明です。 しかし、過去の1年間の彼の動きを見てわかったことがあるとすれば、視聴者数のデータは彼が新しいプラットフォームを見つけるための優先順位トップに入ってはいないということです。
この記事は翻訳記事です。 What does Ninja’s YouTube broadcast mean for the streaming industry?