今日でValorantが正式にリリースされてから数週間が立ちました。
ランクマッチは実装されてからさほどたっていませんが、チート対策を売りにしているこのゲームで、チートが蔓延してしまっているのを皆さんはご存知でしょうか。
7月3日3000名以上が永久BAN
7月3日、ValorantのアンチチートシステムであるRiot Vanguardの公式ツイッターが現状のチーターBANに関してツイートを行いました。
Taking action to remove a large amount of cheaters from VALORANT permanently. Players who have submitted reports against these individuals will be notified if they are currently logged on. Thank you for helping keep VALORANT a safe and highly competitive gaming experience.
— Riot Vanguard (@RiotVanguard) July 2, 2020
3707 accounts btw
— Phillip Koskinas (@mirageopenguins) July 2, 2020
「大量の不正行為者をVALORANTから永久BANするための作業を行います。これらの人たちに対してレポートを提出していただいたプレイヤーは、ログインしている場合通知されます。Valorantの安全で競争力の高いゲーム体験を維持するためにご協力いただきありがとうございます。」
そしてRiotの開発はこのツイートに対して3707名ものアカウントをBANしたと公表しました。 一時期よりも間違いなく減っており、試合中にアカウントがBANされ無効試合になる対応の早さもしっかりと評価されています。
配信者とチーターの関係性とは
ここ数年の人気ゲームの流れを経験している人なら嫌というほど知っていることですが、どんな人気ゲームでもチーターというものはつきものです。
OW、PUBG、APEX、これらのゲームで人気に乗じイナゴのようにチーターは増え、人が減ったと同時に減少していきます。チートはゲーム利用者を不快にさせるだけでなく、ゲームそのものの人気を落としてしまうことに繋がります。
APEXではチートが蔓延し一時期覇権を間違いなく得ていたにもかかわらず、有名配信者は続々とプレイを辞めていきました。もし、APEXで、PUBGで、OWでチート対策が完璧だったら? そんなことを言っても仕方がありませんが、配信者はゲームを続け寿命は数年とは言わずかなり伸びていたことは間違いないでしょう。
配信者が辞めるということはその配信者のファンが興味をなくすきっかけに繋がります。配信者は面白い配信ができないと人が集まりませんし、ゲームの人気がTwitchの総視聴者数で語られることも少なくありません。
チートは1度なら笑い、観戦することで話題になるかもしれませんが3度も登場すれば不快でしかないのです。
特にValorantではチーターの影響が如実に現れます。 上記で書いた1度なら笑えるという話ですが、もし一緒になってしまうと最低でも13ラウンド、試合が終わるまでチーターと一緒にプレイしなければなりません。
これは配信者に与える影響が大きく、現にイモータルでランクを配信していたLaz選手は2試合連続でチーターと遭遇し配信をそこで辞めてしまっています。
プロとして腰を据えているならともかく、インフルエンサー化した配信者にはこの現象が何度も繰り返されれば耐えられず辞めていくでしょう。
Valorantの運命はアンチチート対策で決まるといっても過言ではありません。それほどまでに配信者の影響というのは絶大なのです。
Valorantが数十年続くゲームになるよう、完璧な対策が行われることを期待します。
もしよろしければこちらの記事もご覧ください。