オーバーウォッチ2がブリコン2019で発表されてから早1年近くが立ちますが、一切開発から何の情報もないことにファンはいら立ちを隠せません。
オーバーウォッチは世界的に大流行し、ワールドカップやリーグ戦も熱狂的な盛り上がりを見せるeSportsタイトルです。
今でこそ日本でもトップの配信者であるStylishnoob氏やSPYGEA氏も、ストリーマーとして移行するまでオーバーウォッチのプロで活躍していたのも記憶に新しいかと思います。
オーバーウォッチ２は2019年の11月に発表されました。
しかしブリコンで大々的に宣伝がされたこの新作は、ファンたちは発売を心待ちにしているにもかかわらず、この発表以降情報をほぼ落としていません。
APEXでもヴァロラントでも人気のタイトルは常に次のコンテンツの開発状況を少なからず明らかにしますが、何の情報もない現状にオーバーウォッチのファンたちは不信感を表しています。
有名配信で元プロの「Seagull」も不信感を表す
オーバーウォッチの元プロで有名な配信者である「Seagull」氏も運営に疑問を唱える一人で、先日の行われた配信で彼はこの現状についてこう語りました。
「オーバーウォッチ２はもっとしっかりしないといけない。 他のゲームは季節ごとに新コンテンツがあるのに、オーバーウォッチは今年3人のヒーロしか手に入っていないんだよ。 ヴァロラントは2ヶ月ごとに新しいヒーローがいて、シーズンもバトルパスもクエストもあるんだ。 オーバーウォッチはどうなってるんだ！」
「彼らは今PVPではなく、PvEのゲームを作っている。何かコンテンツはあるのか？ スケジュールが全く分からない。
レイドはあるのか、難しいものや簡単なもの、キャンペーンはあるのか、本当に文字通り何も知らされていない。 この規模のゲームとしては有り得ない。
オーバーウォッチ2がディステニーやボーダーランズのようなゲームになるのかもわかっていない。」
と、現状の説明を全くしない開発に言及しました。
オーバーウォッチ2は対人戦ではなく、対CPUがメインであると明言されています。 オーバーウォッチはもともと対人戦で成功したゲームであり、Seagull自身もPvEよりPvPとしてのオーバーウォッチの今後に期待していると語りました。
ブリザードはもしかすると人気が落ちつつあるオーバーウォッチを救うために、かなり時期尚早なトレーラー公開をしてしまったのかもしれません。
世界的にも高評価を受けたオーバーウォッチの続編となればヒットは間違いないと思いますので、ブリザードには是非ともしっかりとした宣伝と開発状況の公表をお願いしたいところ。
