セージはランクを上げるのに不利?

セージはヴァロラントにおいて、チームに一番必要と言っても過言ではないエージェントです。

彼女のスキルは時間稼ぎのみならず敵の立ち回りを妨害するのに最適で、スローは敵の動きを遅くし打ち合いを弱くでき、攻撃が遅くなった相手の位置を味方に知らせることができます。

しかしこのスキルのせいでセージはプレイヤーにより安全にプレイすることを強制しているため、セージをメインにするプレイヤーはランクを上げるのにかなり苦労を要するかもしれません。

ランクマッチの評価方法

彼女は今のところヴァロラントの中で唯一といっていい味方サポート特化のエージェントであり、ラウンドの早い段階でセージを失うことはチームにとって非常に痛手になります。 彼女の価値を最大限に引き出すには味方の後ろでプレイさせ、必要な時には味方を回復させ、チームの後ろから回ってくる敵フランカーに気を付けて壁を配置することです。

しかし、これはランクマッチにおいてかなり問題があります。 プレイヤーがどれだけ早くランクアップできるかの主な要因は、キル数、死亡数、ダメージ数であり、その上、早いラウンドは遅いラウンドよりも価値があります

残念ですがセージのプレイスタイルだと、デュエリストのように前に出たりすることができません。 ランクを上げるにはサポートエージェントとして活躍するよりも、ジェットやレイズ、フェニックスとして多くのキルやダメージを与える方が圧倒的に簡単です。 

これを改善するためには、その試合がセージの能力によって双方どれだけの影響を受けたかを見出すシステムを作る必要があります。彼女のヒーリングによってどれだけヒーリングが行われたのか、彼女の壁にどれだけの敵が進行を阻まれたのか、彼女の復活はどれだけチームの勝利に貢献したのか?

このようなデータを推測することはセージのランクアップに役立つだけでなく、よりうまいセージやダメなセージを見分けることができるようになります。

もちろんセージがスコアボードでトップに立つことができないわけではありません。 しかしゲームの設計上トップのレイナやジェット、レイズのようなエージェントが占めるようになっています。

先日Riotの開発者は新しいキャラクターがセージのようなキャラになると語っていましたが、新しいサポートが登場するにつれてこの問題はどんどん広がるばかりです。

更にセージのアビリティはコストが高く、いい装備を持つことを難しくしています。 ヴァンダルやファントムを持っているよりも、毎ラウンド確実に壁を作ることの方が重要になるためです。 また彼女のアビリティは敵との打ち合いに全く役に立ちません。 フェニックスやレイナは相手をブラインドさせることができますし、ソーヴァやサイファーは敵の位置を明らかにできます。

サポートよりも他の役職の方がキルを取ることが簡単なので、キルレートをランクに考慮すべきではないと考えます。

ランクマッチの評価について

現状のランクマッチによる評価指標を皆さんはどう思うでしょうか。 Riotは変更する気があり、セージなどサポートをメインにするプレイヤーはもう少し簡単にランクアップできるようになる可能性はあるのでしょうか。

現状サポートがかなりチームにおいて必要なヴァロラントでは、サポートあってのデュエリストだと思います。ぜひとも今後の対応に期待したいところです。

元記事:https://www.thespike.gg/news/sage-players-might-rank-up-slower-and-here-s-why/274(翻訳)