先日誤BAN疑惑でトレンド入りまで果たしたVALORANTのZepher選手ですが、今回正式に公式がTwitterで誤りだったと認める形で着地しました。

Zepher選手のBAN事件

先日起きたZepher選手の試合中にBANされるという出来事。 こちらのサイトでも取り上げましたが、この誤BANはかなり多くの反響を呼んでいました。

試合中にBANされたのち、エラーコード61(コミュニティガイドラインの違反かチートの使用によるアカウントの停止措置)を吐き出し、アカウントが使用できない状態になるというもので、メインに続いてその後サブアカウントもアカウントの停止措置を受けています。

Zepher選手誤BANに対する公式声明

以下全文

この度、VALORANT専用のアンチチートソフトウェアであるVanguradのエラーによってZepher選手のアカウントに誤ったBANが適用されてしまったことが判明いたしました。調査の結果、当該選手のアカウントではチートに類する行為は一切ございませんでした。 既にアカウントの復旧は完了しておりまsぐあ、誤ったBANによってご本人に対して多大なるご迷惑をお掛けした事をVALORANTチーム一同心よりお詫び申し上げます。

なお、今回のエラーにより影響を受けた他のアカウントに関しても同様に調査をし、BAN措置を受けたアカウントは随時復旧されています。今回の件により混乱を招きましたことを、すべてのプレイヤーへお詫び申し上げます。

VALORANTのような競技性を重視したゲームにおいて、チートツール利用嫌疑がかかることは選手・プレイヤーにとって選手生命そのものを脅かされるものであることを私たちも理解しており、今回の件を真摯に受け止め、今後の改善につなげたいと思います。 一方で、チート対策は最優先課題として取り組み、バランスの取れたゲーム環境をご提供すべく継続して努力していきます。


公式がTwitterで1個人選手の誤ったBANに対して正式に謝罪をするという異例の事態ですが、VALORANT公式の迅速な対応により大きな事件にはなりませんでした。

本人も公式に対して感謝の意を述べ、たった1日でこの件は解決しています。

チートとeSports

チート疑惑というものは上記にもありますように選手生命を終わらせる要因にもなります。

今はほぼすべてのゲームでチートが発覚したeSportsプレイヤーは無期限の大会出場や公式にプレイ禁止の宣告を突き付けられ、もし仮にこのBANが何かしらの大会前で公式の対処が遅かったら、所属するチームは参加を拒否され、無罪の責任を問われる形になっていたでしょう。

今回は公式が迅速に謝罪をし誤りだったと認めていますが、さらに、もし仮に公式が認めなかった場合に問い合わせを放置されてしまったら、一生潔白を証明することはできなかったと思います。

そうなれば選手生命はほぼ100%終了し、どこのプロチームにも受け入れを拒まれることになっていた可能性が高いです。

チーターに対する憎悪というものはeSprotsの発展共に大きくなっているので、運営には誤BANを0にできるよう努力してほしいものですね。